2023年11-12月、年鑑『Graphic Design in Japan 2024』掲載作品選考会を、東京都立産業貿易センター台東館にて開催いたしました。
全国の会員から約2,100作品が出品され、厳正な選考の結果、約580作品を入選といたしました（入選率約28％）。第26回亀倉雄策賞、JAGDA賞2024、JAGDA新人賞2024もそれぞれ決定いたしました。

入選作品を収録した年鑑は、編集長・中村至男、ブックデザイン・関本明子の担当により、今夏発行の予定です。発刊に合わせ、東京ミッドタウン・デザインハブにて、以下の通り、年鑑作品展「日本のグラフィックデザイン2024」、および別会場にて各賞展覧会も開催予定です。どうぞご期待ください。

各賞ページ

・第26回亀倉雄策賞
・JAGDA賞2024
・JAGDA新人賞2024

展覧会情報

「日本のグラフィックデザイン2024」
2024年7月1日（月）〜8月25日（日）　東京ミッドタウン・デザインハブ

ギンザ・グラフィック・ギャラリー特別展「2024 JAGDA　亀倉雄策賞・新人賞展」
2024年7月22日（月）〜8月24日（土）　東京　ギンザ・グラフィック・ギャラリー

＊新人賞展はその後、国内各地を巡回予定

選考委員
全JAGDA会員の互選により選考委員を選出。

青木克憲、浅葉克己、井上嗣也、井上庸子、色部義昭、上西祐理、植原亮輔、えぐちりか、大貫卓也、岡崎智弘、柿木原政広、葛西薫、菊地敦己、左合ひとみ、佐藤卓、澁谷克彦、新村則人、関本明子、高田唯、田中良治、永井一史、永井裕明、中村至男、服部一成、原研哉、松永真、三澤遥、水野学、渡邉良重／以上29名（敬称略）

〈辞退：佐藤可士和、吉田ユニ〉

選考方法
・作品選考は選考委員による投票という形式で、カテゴリー毎に行った。委員1人の投票できる作品数は無制限だが、1作品（または1シリーズ）への投票は1人1票に限られる。選考の公平を期するため、各作品には出品者による作品説明文（18文字以内）と整理番号のみを添付し、出品会員の氏名は明示していない。なお、昨年同様、選考委員は自身の出品作品には投票できないこととした。

・全カテゴリーの選考後、投票状況をふまえ、入選ボーダーラインを決定した。

（作品実物選考の7カテゴリー＝7票／データ選考の3カテゴリー＝6票）

・入選作品の決定後、JAGDA新人賞およびJAGDA賞の選出を行った。また、亀倉雄策賞作品については、JAGDA賞候補作品（＝年鑑選考会における高得票作品）のうち、過去受賞者の出品分を除いた76作品を対象に、年鑑選考委員の投票によりノミネート17作品を選出。最終決定は「亀倉雄策賞選考委員会」に委ねられた。