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JAGDA知財権セミナー2023「グラフィックデザインと写真と著作権」

2023.11.3

コミュニケーションツールとしてのグラフィックデザインにおいて、写真は欠かすことのできない重要な要素の一つ。その写真の著作権は、どうあるべきか。

生成AIの登場によって混沌とし出した今、写真を活かして使うアートディレクター、その指示のもとで写真を極める広告写真家、その使われ方を考える写真著作権協会、そして、写真を護る著作権法を熟知する弁護士。それぞれがそれぞれの立場から、現代のグラフィックデザインと写真の在り方を語り、討論する。

日 時:2023年11月3日(金・祝)13:30-17:00(13:00受付開始)

 

会 場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
     東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F  東京ミッドタウン・デザインハブ内

 

講 師:浅葉克己(アートディレクター)

    鈴木英雄(写真家/日本広告写真家協会 副会長)

    棚井文雄(写真家/日本写真著作権協会 常務理事)

    前原一輝(弁護士)

 

参加費:一般・学生=1,000円

    JAGDA会員・フレンドメンバー=無料

 

定 員:100名(*定員になり次第、締め切ります)
申込み:Peatixサイトよりお申し込みください。

 

主 催:公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)
後 援:一般社団法人日本写真著作権協会(JPCA)、公益社団法人日本広告写真家協会(APA)
企画・運営:JAGDA創作保全委員会

⚫︎プログラム

13:00 受付開始

13:30 セミナー開始

 

第1部 基調講演

13:40-14:10 写真を活かす 浅葉克己(アートディレクター)

14:10-14:40 写真を極める 鈴木英雄(写真家)

14:40-15:10 写真を使う  棚井文雄(写真家)

15:10-15:40 写真を護る  前原一輝(弁護士)

 

第2部 パネルディスカッション+質疑応答

15:50-17:00 写真を活かし、極め、使い、護る。

パネリスト:浅葉克己、鈴木英雄、棚井文雄、前原一輝

進行:JAGDA創作保全委員会

 

17:00 セミナー終了

*時間・内容・タイトル等は変更になる場合があります。

⚫︎講師プロフィール

 

浅葉克己(あさば・かつみ)

1940年神奈川県生まれ。桑沢デザイン研究所、佐藤敬之輔タイポグラフィ研究所、ライトパブリシティを経て、1975年浅葉克己デザイン室を設立。代表的な仕事に、西武百貨店、サントリー、武田薬品、ミサワホーム、イッセイミヤケなど。東京TDC賞、毎日デザイン賞、日本アカデミー賞最優秀美術賞、東京ADC賞グランプリ、亀倉雄策賞、紫綬褒章、旭日小綬章など受賞歴多数。AGI会員、東京TDC理事長、JAGDA理事、東京ADC委員、桑沢デザイン研究所10代目所長、東京造形大学客員教授、青森大学客員教授、国立台湾師範大学設計学系客員教授などを務める。卓球六段。

 

鈴木英雄(すずき・ひでお) 

1975年東京写真大学短期学部(現・東京工芸大学)卒。1975年(株)博報堂写真部(現・博報堂プロダクツ)入社、1985年同社退社。1986年(株)ポインター設立、現在に至る。主な仕事:人物(俳優・スポーツ選手・タレント)、広告写真を中心に撮影。主な受賞:朝日広告賞、毎日デザイン賞、日本広告写真家協会展 特選賞、APAアワード「美しい日本賞」、ニューヨークデザイン賞入選、JRポスター展グランプリ、その他入賞。所属:(株)ポインター代表取締役、(公社)日本広告写真家協会 副会長、(一社)日本写真著作権協会 理事

 

棚井文雄(たない・ふみお)

東京工芸大学にて写真家・細江英公氏に学び、卒業後、大倉舜二氏に3年間師事。独立後、『家庭画報』『Wedge(新幹線グリーン車搭載誌)』での連載や、『別冊太陽』などで撮影を行う。文化庁芸術インターンシップ研修員を経て、2005年に渡英、その後ニューヨークに拠点を移す。パリ、ニューヨークなどで個展開催。作品収蔵にフランス国立図書館、カナダ国立美術館、ニューヨーク近代美術館など。(一社)日本写真著作権協会 常務理事、(公社)日本写真家協会「日本写真保存センター」統括、日大藝術学部 非常勤講師、文化庁文化審議会著作権分科会 委員

 

前原一輝(まえはら・いっき) 

1983年生まれ。2006年、東京大学法学部卒業。2009年、山梨学院大学法科大学院卒業。2011年、弁護士登録。2012年より麴町パートナーズに所属し、同事務所において多数の著作権事件(出版、映画、スマホゲーム、その他)に関わった。近年は、インターネット上の著作権問題も多く扱っている。また、YouTubeで著作権に関する動画を配信している(チャンネル名「弁護士前原一輝の著作権講座」)。2023年5月からは高樹町法律事務所にて主に著作権法に関する業務を行っている。

 

JAGDA創作保全委員会

グラフィックデザイナーが安心して仕事ができる環境を整備し、職能の権利を保全するため、知的財産権やデザイン料金に関する調査・研究事業を実施。近年では、さまざまなテーマ(「タイプフェイス」「Web」「シンボルマーク」「ピクトグラム」「コンペティション」)による「知財権セミナー」の開催とその報告書「グラフィックデザイナーのための本」の発行、「著作権セミナー」の全国開催と「知的財産権ハンドブック」の発行、「コンペティションのガイドライン」の策定と不当なコンペティションの主催者に対する改善要請などを展開。