JAGDA教科書 -VISUAL DESIGN- 第4巻 写真とデザイン
ヴィジュアル・デザインの表現手段として、写真表現がある。とりわけ広告の分野では、デザインと写真は、一体なものである。写真のもつリアリティー、その象徴性、幻想性は、ヴィジュアル・デザインの伝達手段として、直接に与える影響は大きい。写真表現は、映像表現とともにコミュニケーションの本質を示すことになる。ヴィジュアル・デザインを学び、思考する人たちにとって写真は、基礎的要素である。
さらに、もうひとつの表現と展開がある。それは、ヴィジュアル・デザインが電子メディアによる情報通信網などの発達とともに、そのシェアを拡張していることである。それは、コンピュータ・グラフィックス(CG)である。このメディアは、すでに表現やデザインの方法を新しく見いだし、人々の生活、ライフスタイルを変え、その可能性は、多岐にわたり、今後ますます社会の中で世界レベルで増幅していくであろう。ヴィジュアル・デザインは、CGの出現によって新時代を築きあげている。
この第4巻は、写真とデザインの関係を、さまざまな媒体別に実際性に基づいていろいろな角度から解説し、その具体的作例を主として構成している。広告におけるモノと人の撮影、ロケーション、コマーシャルフィルム、ブックデザイン、パッケージデザイン、ウェブデザインなど、多くの作例を通して、入門への心得を与えるように編集している。 (※巻頭から抜粋)
体裁:A4変形/112頁/カラー
発行年:2001年(改訂新版)
テキスト執筆者:38名
装幀:太田徹也
カバー画像:福島 治
レイアウト:木下勝弘
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