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2003年10月の「世界グラフィックデザイン会議・名古屋」で行われた国内外90名のスピーカーによる40のセッションを、豊富な図版とともに収録。未来のコミュニケーション・デザインを見通していく貴重な知のバックグラウンドとなる書籍が完成しました。手元に置いて、時宜に応じて読み進んでいくうちに自然とデザインの活動の質が変わっていくような本です。

世界グラフィックデザイン会議・名古屋：
2003年10月、Icograda（国際グラフィックデザイン団体協議会）の第20回総会に併せ、JAGDAによる企画構成で開催。日本のデザイン史上において、1960年の「世界デザイン会議」以来の規模で実施された。テーマは「情報の美」。世界49カ国から3,800人が参加。

掲載内容：
・基調講演「会話をめぐる会話」：リチャード・ソール・ワーマン
・パネルディスカッション「情報の美とは何か」：
リチャード・ソール・ワーマン／キャサリン・マッコイ／
平野敬子／原 研哉／アンドレアス・シュナイダー
・特別講演「エンターテインメント・デザイン」：石岡瑛子
・デザインは人を感動させられるか：ステファン・サグマイスター
・物質・非物質・ノンヒエラルキー：隅 研吾／妹島和世
・いまあるプランを破棄する：ネヴィル・ブロディ
・日本のポスターデザイン：クリストファー・マウント／永井一正／横尾忠則／青葉益輝
・世界を震撼させるグラフィックデザイン：サイトウマコト
・展覧会デザインの未来とその表現力：マッシモ・ピティス
・ネットワークの美：カリ・ハンス・コモネン／境 真理子／水越 伸
・アート・メディア・情報：長谷川祐子／タナカノリユキ
・創造行為と知的財産－デザインの国際的保護について：セシル・バリオ／伊藤宏幸／奥富 宏
・特別講演「楽器におけるマン－マシン・インターフェイス」：ロバート・モーグ
・インタラクティヴ・デザイン－五感を操作する：
ロバート・モーグ／東泉一郎／佐藤 卓／トム・ヴィンセント
・理解の大量生産：大貫卓也
・作り方を作る：佐藤雅彦
・これから何をすべきか：前田ジョン
・生命とデザイン：佐倉 統／伊藤俊治
・等身大のデザインとその責任1：ゲルト・バウマン／バーバラ・バウマン
・等身大のデザインとその責任2：松永 真
・新しいアイデンティフィケーションの形－オランダのハウススタイル：
アーマンド・メーフィス
・アートディレクションの可能性：青木克憲／佐藤可士和
・デザイナーが拓く新しいインターフェイスの世界：
ビル・バクストン／アニルダ・ジョシー／スティーヴ・カネコ／勝尾岳彦
・笑いの温度、含みの音頭：松岡正剛
・笑いの伝統と鮮度：柳家小ゑん／松岡正剛
・ユーモア・Joy・笑い：シーモア・クワスト／福田繁雄／オマー・ヴルピナーリ
・かわいい：赤司竜彦／野田 凪／松本弦人
・クエスチョンマークとエクスクラメーションマークの間に潜むもの：
いとうせいこう／宇川直宏
・IT VISUALOGUE 1「環境に溶けるデザイン」：深澤直人
・IT VISUALOGUE 2「パラレル・リアリティ」：藤幡正樹／石井威望／細野晴臣
・記念講演「宇宙を叩く－デザイン＋コスモロジー」：杉浦康平
・アジアの鼓動－サインとシンボルに見る不協和音：
シアム・アタリヤ／プラセウス・バンチョンファクディ／ ウイリアム・ハラルド・ウォン／カン・タイクン／ファーム・フェン・キョウ／ フリーマン・ロー／イ・セヨン／
エイペックス・リン／イルヴァン・ノイマン／ スディール・シャルマ／テレサ・ヨン
・アジアの文字のゆくえ：R・K・ジョシー／エスター・リウ
・文字の本質と発展－岩画から文字へ：西田龍雄／浅葉克己
・失踪する中国とアイデンティティ：杭間／郭承輝／張小平／邵隆図／王超鷹／中西元男
・グローバリゼーション時代に意味あるデザインを問う：
ジョナサン・バーンブルック／後藤繁雄
・傷つきやすい世界とブランディング：アムリック・カルシ／カレン・ブリンコー
・決別すべき過去、継続すべき遺産と、未来：
カレン・ブリンコー／勝井三雄／トーマス・オッカース／
キルティ・トリヴェディ／アン・サンス
・ハジャセンターの挑戦：チョー・ハイジョン／キム・ナミ
・統括シンポジウム「情報の美」：向井周太郎／伊藤俊治

体裁 ： B5定型／624頁／カラー
ブックデザイン ： 秋田 寛

会員・フレンド・学生 ：
5,300円（税・送料込）
一般 ： 7,500円（税込）

ご注文・お問合せ：
（株）宣伝会議 販売部
http://www.sendenkaigi.com
Tel 03-3475-3031

※会員およびフレンドメンバー価格でご購入の際は、JAGDA事務局までお問合せください。
Tel 03-5770-7509 jagda@jagda.org