年鑑『Graphic Design in Japan 2025』選考会開催 第27回亀倉雄策賞・JAGDA賞2025・JAGDA新人賞2025決定
2024年11-12月、年鑑『Graphic Design in Japan 2025』掲載作品選考会を、東京都立産業貿易センター台東館にて開催いたしました。
全国の会員から約1,800作品が出品され、厳正な選考の結果、約560作品を入選といたしました(入選率約28%)。第27回亀倉雄策賞、JAGDA賞2025、JAGDA新人賞2025もそれぞれ決定いたしました。
入選作品を収録した年鑑は、編集長・中村至男、ブックデザイン・岡崎真理子の担当により、今夏発行の予定です。発刊に合わせ、東京ミッドタウン・デザインハブにて、以下の通り、年鑑作品展「日本のグラフィックデザイン2025」、および別会場にて各賞展覧会も開催予定です。どうぞご期待ください。
各賞ページ
展覧会情報
「日本のグラフィックデザイン2025」
2025年6月27日(金)〜8月7日(木) 東京ミッドタウン・デザインハブ
「2025 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展」(仮題)
2025年7月15日(火)〜8月27日(水) 東京 ギンザ・グラフィック・ギャラリー
*新人賞展はその後、国内各地を巡回予定
選考委員
全JAGDA会員の互選により選考委員を選出。
青木克憲、浅葉克己、井上嗣也、井上庸子、色部義昭、上西祐理、植原亮輔、えぐちりか、大貫卓也、岡崎智弘、カイシトモヤ、柿木原政広、葛西薫、木住野彰悟、工藤“ワビ”良平、左合ひとみ、佐藤卓、澁谷克彦、新村則人、関本明子、高田唯、永井一史、永井裕明、中村至男、服部一成、原研哉、松永真、水野学、渡邉良重/以上29名(敬称略)
〈辞退:菊地敦己、北川一成、佐藤可士和、永井一正、廣村正彰、三澤遥、吉田ユニ 計7名〉
選考方法
・作品選考は選考委員による投票という形式で、カテゴリー毎に行った。委員1人の投票できる作品数は無制限だが、1作品(または1シリーズ)への投票は1人1票に限られる。選考の公平を期するため、各作品には出品者による作品説明文(18文字以内)と整理番号のみを添付し、出品会員の氏名は明示していない。なお、昨年同様、選考委員は自身の出品作品には投票できないこととした。
・全カテゴリーの選考後、投票状況をふまえ、入選ボーダーラインを8票に決定した。
・入選作品の決定後、JAGDA新人賞およびJAGDA賞の選出を行った。また、亀倉雄策賞作品については、JAGDA賞候補作品(=年鑑選考会における高得票作品)のうち、過去受賞者の出品分を除いた80作品を対象に、年鑑選考委員の投票により選出された16作品、ならびにJAGDA賞2025に受賞内定した4作品を加えた計20作品をノミネートとし、最終決定は「亀倉雄策賞選考委員会」に委ねられた。